コメント欄や掲示板を設けてサイト運営をする場合、一番困るのはウェブサイトのテーマとはまったく関係のない宣伝が書き込まれてしまうことです。たとえば、薬に関する宣伝が10も20も書き込まれてしまい、サイトの閲覧者が書き込んでくれた感想が消えてしまうことがよくあります。こういったことを防ぐためにはどうすればいいのでしょうか。まず、こうした宣伝はどのようにして書き込まれているのかというと、基本的にはプログラムによって自動で行われています。なので、ウェブサイトや掲示板で、「宣伝の書き込みはやめてください」と呼びかけてもまったく意味がありません。書き込んでいる本人は、サイトにアクセスしていないからです。
したがって、サイト運営者側も機械的に対処するのが一番いい方法でしょう。現在よく用いられている対処法として、コメントを書き込むときに特定の文字や数字を一緒に記入させるというものがあります。この文字や数字は、アクセスするたびに変化し、実際にサイトにアクセスしないと確認することができません。そのため、プログラムで宣伝を書き込もうとすると文字や数字を無視してしまうのでエラーになり、結果、書き込みを防げるというわけです。また、宣伝の書き込みは海外から行われることが多いので、海外のIPアドレスではサイトにアクセスできないようにするという方法もよく使われます。ただ、この方法だと、海外在住の閲覧者の書き込みも弾いてしまうので注意が必要です。
多言語サイトの需要は、ここ数年のうちに高まっており、外国人に様々な情報を伝えるうえで、不可欠なものとなっています。
admin
2017年3月25日